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NEC通信システム社から、自律航行型ドローンの制御に向け、MetComの垂直測位技術を活用してリアルタイム3D測位が可能と発表されました

 建設業界においては、労働生産性向上に向けた様々な取組が進んでおり、その取組の一つとして、ロボティクス技術活用、中でもドローン活用による定期巡回や物資運搬が着目されています。この実用化のためには、建設現場の様々な環境におけるドローンの自己位置把握の実現と精度向上がキーとなります。


 本日、日本電気通信システム株式会社(以下「NEC通信システム社」)から、建設業界大手会社とロボティクス技術会社と共同して実施した技術実証の結果が発表されました。屋内外シームレスに測位可能という強みを持つMetComの垂直測位技術を活用し、自律航行型ドローンの制御に向けたリアルタイム測位技術が実現可能と確認されたという内容です。


NEC通信システム社のプレスリリース (2022年11月13日)
NEC通信システム、竹中工務店やセンシンロボティクスと3次元屋内外位置測位技術(MBS)によるドローン自律制御に向けたリアルタイム位置測位の技術実証を実施

(画像はNEC通信システム社リリースから引用)

MetComは、2022年10月の垂直測位サービス開始以降、NEC通信システム社と共に社会実装の検証を進めてまいりました。2022年11月に同社より発表された、建設現場における実用可能性確認 (*) に加え、今回、建設現場におけるドローン自律航行制御への実用可能性が確認できたとの発表に、MetComが建設業界の課題解決に更に貢献できることをうれしく思います。

(*) NEC通信システム社のプレスリリース (2022年11月9日)
NEC通信システム、竹中工務店などと3次元屋内外位置測位技術(MBS)およびBIMを活用して建設DX に向けた技術実証を実施

MetComは、今後、NEC通信システム社とのパートナーシップを深化させ、建設業界を始めとする社会課題解決に取り組む所存です。

また、今回の発表は建設現場における技術実証についてですが、より広義の視点で、ドローン・エアモビリティ社会の実現に向けても、今回の実証は先進的かつ象徴的な意義を有するものです。正確な機体位置把握は安全確保のための最重要課題の一つですが、MetComは「高度情報を含む3次元測位」「屋内外シームレス」の特徴を活かし、貢献してまいります。

MetComの垂直測位サービス Pinnacle について、より詳細な情報は、こちらをご覧下さい。