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次世代の高耐性な位置情報サービスをMetCom社とNextNav社が国内で提供

MetCom株式会社(以下、MetCom)とNextNav LLCは、NextNav社の”TerraPoiNT”ソリューションを活⽤した、⾼耐性、⾼精度でセキュリティの⾼いPNT (Positioning Navigation Timing) サービスを、⽇本国内で提供するライセンスパートナーシップを発表致します。

MetComは、⽇本のLPWA(Low Power Wide Area)サービスのプロバイダである、京セラコミュニケーションシステム株式会社およびソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社との資本提携を活かし、NextNav社の⾰新的な地上ビーコンシステムであるTerraPoiNTを展開し、国内の主要インフラやテクノロジー分野の新たなPNTニーズに対応していきます。

PNTサービスは、デジタルエコノミーにとって不可⽋なものであり、電⼒網、⾦融サービス、保安システム、⾃動運転⾞、位置情報サービス、⾼度な道路交通など、あらゆるものにインフラ⾯でサポートするものです。 位置情報の適応範囲と⽤途は拡⼤し続けており、街中のどこでも利⽤可能で安全で正確な新世代の3次元PNTソリューションが待望されています。

全地球測位システム(GPS)や準天頂衛星システム(QZSS)などの、現在の衛星測位システム(SPS: Satellite-based Positioning Systems)には、ビルが密集した都市部において運⽤上の課題があります。SPSの電波は建物内への透過が困難で、屋内やビル街では圏外や精度劣化の課題があります。また、SPSに対する妨害装置の急増に伴い、暗号化されていない衛星位置信号は、なりすましや妨害に対して無防備です。

TerraPoiNTソリューションは、暗号化とGPSより100,000倍強⼒な受信電⼒により、なりすましや妨害に対して⾮常に⾼い耐性があります。TerraPoiNTシステムは3GPP標準に準拠しており、屋内やビル街でフロアレベルの位置情報を必要とする、警察消防等の公共サービスやビジネスユースに信頼性の⾼いインフラを提供します。

NextNav社のTerraPoiNTソリューションは、ポジショニング、ナビゲーション、タイミングについて、現状では最⾼レベルのソリューションです。NASAによる街中でのドローン運⾏への利⽤や、⽶国運輸省と⽶国国⼟安全保障省による広域テストを実施中など、複数の主要なマーケットで実際に商⽤運⽤されています。

MetComは、現在、総務省の下で進められている”900MHz帯における新たな無線利⽤に関する調査検討会”にTerraPoiNTを提案し、評価検討及び実証実験を実施中です。

NextNav LLCについて
NextNavは、ジオロケーションに新次元をもたらします。⾰新的な垂直測位システムであるPinnacleは、アプリ、モバイル端末、IoT、⾃動運転などに、3Dロケーションを提供します。GPSが妨害されたりブロックされたりする環境でも、TerraPoiNTは、⾼耐性な3D測位、ナビゲーション、タイミング(PNT)機能をもって、それらのサービスを拡張するのです。NextNavは、キャリアグレードの信頼性と、急速に拡⼤している広いサービスエリアで、ジオロケーションアプリとサービスのための、まったく新しいエコシステムを推進していきます。

詳しくは、NextNav.comのウェブサイト、Twitterの@NextNav、LinkedIn(https://www.linkedin.com/company/nextnav)を参照ください。

MetCom株式会社について
MetComは、LPWAの主要なインフラのプロバイダとNextNav社とのパートナーシップを通じて、国内向けに次世代のPNTサービスの提供に向け取り組んでいます。北⽶で実証された、NextNav社の世界をリードするPNTテク
ノロジーは、多くの⼈が密集した都市部に暮らし働く我が国に最適のソリューションです。MetComはパートナーと共に、⽇本におけるユビキタスなPNTサービスの実現をリードしていきます。

本件についてのお問合せ
平澤弘樹
info@metcom.jp
https://metcom.jp/